串間市の都井岬に行ってきました。目の前は志布志湾。
その向こうにぼんやりと種子島。
とても天気のいい日でした。
都井岬には御崎馬がたくさんいます。希少な在来種の馬です。国の天然記念物に指定されています。
駒止めの門を入るとしばらくしたら道路わきに2頭。
横を通りますが知らんぷり。
もう少し進むと今度は少し高いところに。
みんな餌を食べるのに夢中。
馬のいないところまで進んで、牧草地の中に入ってみました。
いろんな秋の花が咲いていますが、その中に1本だけとても珍しい花を見つけました。
今日の主役はこれ。
ムラサキセンブリ。
センブリより大きくて、センブリの花が白なのに対しムラサキセンブリは濃い紫。
ただのセンブリというのはどんな花かと言いますと下の写真。
センブリは民間薬で胃薬として重宝されました。苦みが強くて千回振っても苦いから千振。
ムラサキセンブリはそれほど苦くなくて薬効も薄いから薬としては使われなかったようです。
宮崎ではセンブリは時々見ますが、ムラサキセンブリはなかなか出会いません。
岬に咲いていたほかの花です。
まずいっぱい咲いていたリンドウ。
残り花のヒオウギ。
ヒオウギの種。
残り花のボンテンカ。
馬糞と海。蛇足かなあ。
お口直しの広々とした牧草地。
都井岬終わり。