家から30分ほどで行ける小高い山に登りました。
登り道は小さな川沿いで、台風の倒木所々で道を塞がれますが、なんとか乗り越えて進みました。その川は水は流れているのかいないのかわからないほど。
川岸の流木の上にきれいな小さいチョウが止まっていました。翅を広げて木漏れ日で日光浴中。
ムラサキシジミ。
そんなに珍しいチョウではありません。
森に入るとよく見かけます。
しかし周りが枯れ葉色の季節になると、その青紫色と周りの褐色がなんとも輝かしい。
河原の石の上にもう一匹。
翅の裏側です。
この裏側も同じように光の角度で素晴らしい色になります。
これも多分構造色。
ムラサキシジミの住んでいる川です。
寒そうな山の中になりましたが、ムラサキシジミは成虫のまま越冬するのだそうです。