閑かさや岩にしみいるセミの声 芭蕉 奥の細道
ヒュウガギボウシも岩にしみいっているように感じます。
土がなくて傾斜のきつい岩にどのようにしてくっつくのでしょう。
不思議です。
多分岩に「染み入って」いるのだと思うのです。
加江田渓谷の小道を歩いていて、今の季節目に付くのは、イワタバコに次いでこのヒュウガギボウシです。
丁度花がいいころ。
花も大振りで、派手さはないけどきれいです。
結構大きい植物です。
どのくらい大きいかというと、ホウレンソウくらいかな(笑)
水がしたたり落ちるような岩には必ずといっていいほど着いていました。
このヒュウガギボウシは加江田渓谷が一番多いけど、私は他に何か所でも見ています。
だけどいずれも宮崎県の中央部かな。宮崎の植物。