シュスランを見に山に行ってきました。渓谷ではありません。
ちょうどいいころで、きれいい咲いていましたが、見始めたら曇っていた空から雨粒が落ちてきました。
急に寒くなりました。
葉が赤黒っぽいです。
こんなにきれいに開いているのを写真に撮ることがができました。
這いつくばって撮ったら、服が汚れてしまいました。
シュスランの花のお顔。
なんか見たことのあるような。
雨はやみましたが風が強くなりました。
夕闇も迫るし、早々に引き上げました。
滝の音に負けないくらいツクツクボウシが鳴く夕方、やっとヤクシマアカシュスランの谷に辿り着きました。
咲いていました、ヤクシマアカシュスラン。
ここには沢山はなくて、探している中で見つけたのは5本だけでした。
少なかったら少ないで趣があります。
花が咲いてるかどうか、目を近づけないとわかりません。
手を広げていらっしゃいと言っています。
小さな花がやっと咲いている感じです。
下は葉です。
地味な花、ヤクシマアカシュスラン。
今年も見れてよかった。
台風10号の後、砂浜の様相が変わりました。
砂浜が少なくなったところと広くなったところがあります。
この日行った砂浜はとても広くなっていてびっくりしました。
飛行場みたい。
北側です。
南側です。
そして真ん中の海です。
波打ち際をよく見たら鳥が一羽。
近くに何羽もいました 。
夢中で餌を啄んでいるのはミユビシギです。
波と遊ぶ 波打ち際の鳥です。
広くなった砂浜をあっちに行ったりこっちに来たり、休む暇なく餌をとっていました。
今日はサギを沢山見た日でした。
秋になったのでサギ達が南下しているところです。
宮崎の川や田んぼで羽休め中です。
まず大きな川にいたチュウサギ。
チュウサギの中にアマサギが混ざっていました。
田んぼに行ったらここにはアマサギがたくさん。
まだ亜麻色のアマサギもいます。
林を越えて次の田んぼには、今度はアオサギです。
少しチュウサギも混ざっています。
サギに会う日でした。
サギ達どこまで南下するのでしょう。
「もうここでいいや」と言って宮崎にとどまるサギもいるかもしれません。
暑さも少し和らいで、秋を感じる1日でした。
畑の脇でじっと佇んでいる小鳥。
水のない荒れた畑です。これ1羽だけ。
とっても近いのに逃げません。
尻尾を立てています。警戒しているのでしょうか。
タシギではない感じがしました。
ハリオシギ?チュウジシギ?その付近の感じ。
とことこ歩いて全身が見える所に自分から出てきました。
お利口さん!
調べてみましたが、私の力では分かりませんでした。
尾を拡大してみました。
うーん、何だろう。もう少し尾の全体を広げてくれれば、針が見えるのでしょうけど。針が見えたら針尾鴫。
台風10号の後初めての鳥見。
最初に出会ったのは川口にいた鳥。
向こうにいた鳥が近くの草原にやって来ました。
大きな鳥の後ろにも小さな鳥がいます。
シギのようです。
大きい方は嘴が長い。
ホウロクシギかダイシャクシギ。
羽の色が濃いです。
うまい具合に体をブルブルッと震わせました。
腰が白くないからホウロクシギのようです。
もう1羽の小さい方はこちら。
チュウシャクシギでした。
そういうことで今年の秋のシギチの渡りの見初めは、ホウロクシギとチュウシャクシギでした。
山の上では道路わきに次々と萩(はぎ)の花が現れます。
萩の花は雑草のごとく・・・あまり気に留めたことがありませんでした。
やはりざわざわっと花が着いているので、一つ一つの花の良さがあまりわかりません。
一つ一つの花はこんな花でした。
マメ科の花。
黄色いチョウが止まりました。
よく見るとキタキチョウのようです。
萩の花は、花一つ一つを鑑賞するよりも、雰囲気を楽しむ花なのでしょうか。
萩は草冠に秋・・・秋の花・・・それでいいのでしょう。
私は御萩(おはぎ)の方が好きです。
宮崎市内のはずれにある溜池の堤防です。
カヤ類やシダ類など草が生い茂った中にピンクの花が点々と。
これはまた艶やかな花です。
この艶やかさは外来種に違いありません。
帰って調べてみました。
サフランモドキでした。思ったとおり外来種です。
江戸時代にメキシコとかグアテマラあたりから入ってきて、園芸植物として育てられましたがそれが逸出したようです。
モドキという名がついていますが、最初の頃はサフランと呼ばれていてサフランでないことが分かったのでサフランモドキと名が変わったということです。
ほかの所でも時々見かけます。
雑草に負けないで強いこと強いこと。