シシンラン
車を降りて随分歩きました。木陰とはいえ汗をかきます。
谷川にたどり着きました。
見上げる大木の、苔やらシダ類やら着生している中にシシンランの白いラッパ状の花が見えました。
ちょうど満開の時季でした 。
シシンランと言っても想像の中のランの花ではありません。
イワタバコ科だそうです。
ピンクがかっているはずですが、写真では遠すぎたので色がよくわかりません。
絶滅寸前の貴重な植物だそうです。
ゴイシツバメシジミの食草だそうですが、ゴイシツバメシジミはいませんでした。
川に下りて大きな石に座り、持って行ったおにぎりを食べました。
川の流れを見つめながら。
ゆく河の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたはかつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある人とすみかとまたかくのごとし。