有楽椿を見るため、山奥の川沿いの道を走っていると崖に野仏が二人おられました。
とても古いように思われます。
石に刻まれた像です。
左の仏様は顔が削られています。
廃仏毀釈の頃、仏像を壊す運動がおこりました。明治初期に神仏分離によって神道を押し進める風潮の中で起こったことです。宮崎では壊された石仏や顔のない石仏をよく見かけます。
右側は顔が壊されていません。仏様ではなく神道の神官の像のようにもあります。
車を止めて手を合わせました。
すると近くに、岩の崖から流れ落ちる小さな沢がありました。
近づいてみると植物に花らしきものが。 もう咲いている花?
葉が赤紫をしています。
チャルメルソウの1種です。しかし何と早いこと。
何チャルメルソウでしょうか。
よく見るのはツクシチャルメルソウですが、葉が赤紫はオオチャルメルソウかもしれません。
花を見ると赤紫ではなく泡黄色です。
葉の色にかかわらず、 やはりこの付近に多いツクシチャルメルソウのようだと思いました。
同じ沢にもう1種の白い花が咲いていましたのでそれは明日・・・。