潮の引いた渚、小さな鳥が動いていました。
まん丸に輪を作って餌を捕っていました。
トウネンでした。
トウネン自体が丸っこくて小さいです。
丁度スズメくらいの大きさです。
先日、田んぼの脇の小さな川の堤に大きめのチョウが止まっていました。
え、これな~に?
この模様は裏面でした。
表面が少し見えました。
タテハモドキの裏面だったのです。
タテハモドキの裏には目玉はないと思っていました。
これは夏型。タテハモドキの夏型の裏面には目があることが分かりました。
下は4月10日に撮ったタテハモドキの裏面です。
ほらね、目がない。春型の裏面には目がない。
表は一緒かな?
下は今回の夏型。
そして下は今年4月10日の春型。
目玉の数が違いますがこれは前翅で隠れていますからほとんど一緒ですが、後縁の黒い筋が春型ではなくなっています。
タテハモドキの夏型と春型の裏面は随分違うことが分かりました。
野の小径を歩いていると白い花がありました。
ナンバンギセルでした。
ススキなどの根に寄生ししています。葉がなくて自分では栄養を作れません。
爽やかな色です。
今年初めての出会いでした。秋の声を聞くころ咲き始めます。
谷筋の道の崖にギボウシの花が満開でした。
ギボウシは崖の水が滴り落ちるような所に着いています。
葉も生き生きとしていて見て感じがいいです。
花は少し紫色が入っているものもあるようです。
岩に着いていますが、どうしてこんな過酷なところに根を張ることになったのでしょう。不思議。
草の生い茂った道を登っていましたら、何か小さな白い虫が目の前を飛び回っていました。草に止まったところを見たらシジミチョウでした。
とっても小さいのです。1センチ位に見えました。
ゴイシシジミでした。黒い碁石が散りばめられています。
なかなか出会わないチョウです。
笹の葉の裏に止まって、顔を近づけても逃げません。
どうも笹の葉裏についているアブラムシの出す蜜を吸っている感じです。
幼虫は肉食で笹の葉に着いたアブラムシを食べて大きくなるのだそうです。
今日も面白いものに出会えました。
ゴイシシジミ
赤とんぼが止まっているかと思いましたら長い触覚がついていました。
ツノトンボでした。
見たことはあるのですが、トンボと間違えるくらい大きいとは思いませんでした。
今日も珍しいものに出会いました。
随分前に見たことがあるのですが、なかなか出会う機会のないトンボです。
今回は山の中腹の薄暗い湿地にいました。
翅の先が黒いです。
リスアカネです。
動物のリスではなくて、発見者のスイスのトンボ博士、フリードリッヒ・リスさんのリスだそうです。
そこの湿地帯はきれいな水が流れていて、気持ちのいいところでした。