大カヤの木のある沢

2月17日天神ダムの森に行ってきました。

奥深い森です。大きなカヤの木の案内板がありましたから森に入ってみました。

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大榧(カヤ)の木に至る道はこんな道です。

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沢沿いの道を歩いてやっと辿り着きました。

空にそびえる大榧木。

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榧木といえば、碁盤が殆ど榧木の碁盤です。家にも榧木の碁盤があります。

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幹の中ほどに瘤があります。

上の方はまだ元気です。苔がいっぱい。

指定されたのは1992年。樹齢500年だそうです。

ということは1500年ころの室町時代後期に芽を出しました。100年経ったら1600年、関ケ原の戦い。また100年経ったら1700年で江戸時代。また100年経っても1800年で江戸時。江戸時代は長いです。260年続きましたから。また100年経ったら1900年で明治時代の終わりのころ。また100年経ったらやっと500年になり2000年。そこには100年の半分くらいしか生きていない私という人間が生きていました。

まあこの榧木500年、随分長く生きてきました。毎日毎日何を考えて生きてきたのでしょう。多分何も考えていません。考えても考えなくてもいつかは生者必滅です。当然考えすぎる私の方が先に必滅ですけど。

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下の沢にはルリビタキがいました。

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今日は寒い日。日が当たる所はいいのですが陰になるととっても冷えました。