ハンゲショウ・7月2日は半夏生の始まり

大きな池の脇の獣道を進んでいたら、行き先を草で阻まれました。

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 見たことのある植物です。

葉が白い。 

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 ハンゲショウです。

漢字では半夏生ですが、半夏生は暦の上の季節の巡りで雑節というのがあり、その中に出てくるのだそうです。 

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 今年は夏至から数えて11日目の7月2日から七夕の7月7日までが半夏生。ということで、今日は7月2日、半夏生の入りの日です。

昔は田植えは半夏生までに終わらせるということだったようです。

ハンゲショウという名前の由来は諸説ありますが、漢方に用いられる半夏(カラスビシャクのこと)が生えるころ、葉が半分化粧したようになるいうことで半化粧…そして時期的なものが加味されてハンゲショウ・・・ということのようです。 

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 日本の暦の二十四節気とか七十二候とか雑節とか、学校では習いませんでしたがこの年になるとなんだかもったいないと思います。 

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 ハンゲショウに道を阻まれました。無理して分け入れば、行けないことはなかったのですが、姿形がすがすがしい植物ですので、踏み荒らす気にならず、それから先はあきらめて引き返しました。