山奥の小さな川沿いの道をずっとずっと遡って行きました。
山が迫ってきて、流れが滝のようになった時道がなくなりました。
そこに車を止めて外に出たら変わった花を見つけました。
大きな木に咲いている木の花です。
フサザクラです。これでも咲いているのです。
綺麗に花が咲いている頃にはなかなか出会えませんので、今回は幸運でした。
フサザクラと言っても桜の仲間ではなく、フサザクラ科フサザクラ属だそうです。
花弁も萼もなく、赤色の葯をつけたオシベがきれいに房のように垂れています。
木の高さは10m位でした。
春の山、今からいろいろの植物の芽吹きが始まります。