山道を滝まで登ってモミジバセンダイソウとウチワダイモンジソウを見た後ゆっくりと下っていました。
登るときには気づかなかったのですが、小さなまん丸いものが、道の脇の崖に何個も並んでいました。
白っぽい丸いものの上に赤い斑点。直径1センチ位です。
お菓子みたい。
崖にくっついているのです。
近づいてみると、それはクチベニタケ。
キノコです。この唇のような赤いところは胞子の噴出口です。
時季になるとここから胞子が煙のように噴出するというものです。
クチベニタケのあった登山道です。
他に花はほとんどなくてツチトリモチがあったくらいでした。
だけど殺風景な登山道でしたから、クチベニタケとツチトリモチで嬉しかったです。