山道にサルトリイバラが若い葉と花を着けていました。新芽がさわやかです。
冬の間は葉もなかったのですが、今から賑やかに葉が茂ります。
そして新しい棘が出てきます。
このサルトリイバラが茂っている藪の中に入ると、とげが刺さって出るに出られなくなります。猿が中に閉じ込められてしまいます。だから「猿捕り茨」です。
若い葉と花です。
雄花と雌花があるそうですが、これは雄花でしょうか?
葉が大きくなると採ってきて、団子を作ります。
かからんだんご.
もともと鹿児島のだんごです。
鹿児島ではサルトリイバラをかからんと呼びます。かからんとは触らないということです。「棘があって痛いからかからんとよ」とお母さんが子供に言います。
そういえば、棘のことを「ピ」といっていました。「ピがささっで、かからんとよ」
はうちのおふくろの言葉。
下の写真のだんごは鹿児島産です。近くの店に売っていました。
これは去年の葉を保存していたものだと思います。
とてもおいしいだんごです。
左のけせんのだんごとは、ニッケの葉に包んだ小豆のだんごです。
私はどちらも大好きです。