山の登る途中の土手にツクシスミレ(筑紫菫)が咲いていました。
この場所を見つけたのはもう何年も前です。
最初見つけた時は夏で、葉と花殻でした。
たぶんそうだろうと思って、次の春に花が咲くのが待ち遠しかった記憶があります。
数は最初からしても、増えもせず減りもしない感じです。
宮崎県ではほかの場所では見たことがありません。
小さくてかわいいスミレです。
ツクシスミレはなんといっても葉が変わっています。スプーン型です。
匍匐茎(ほふくけい)といって、根元から茎が伸びて着地し、また新しいツクシスミレが生まれます。赤ちゃんみたいな。
岩にもくっついていました。
左はタチツボスミレです。比べると花が小さいです。
まだしばらくは咲き続けることでしょう。