一昨日、雨の中鳥見に行ってきました。
雨の中でも平気な鳥がいます。いわゆる水鳥と呼ばれている鳥たちです。
サギ類も平気です。
田んぼにきれいに色づいたアオサギがいました。
雨粒が写り込んでいます。
嘴と足がピンク色。
これが婚姻色と呼ばれているものです。
時期的にはとても早すぎる気がしますが、このオス早熟なのかなあ。
婚姻色というのは、普通、魚類のウグイ、タナゴ、紅鮭などが、繁殖の時期になると赤く染まってくるのを言いますが、鳥類でもサギなどについてはそう呼ばれることがあるようです。
鳥類は繁殖期になると鮮やかになるものが多いですが、それは普通「繁殖羽」、または「夏羽」と呼ばれます。
このサギ類については、その繁殖期のうち特に色の発色の鮮やかな短期間を、魚類などになぞらえて婚姻色と呼ぶようです。・・・というのは私の理解です。間違っているかも。
昨日、近くにいた婚姻色の出ていないアオサギです。
その隣には、宮崎で唯一越冬しているナベヅル。
宮崎の人を楽しませてくれています。
この前は、ナベヅルを見に延岡から来た人に会いました。
このナベヅル君、出水にいたら見向きもされないでしょうに、宮崎では人気者です。
しばらくは、サギ類・・・ダイサギ、チュウサギ、コサギなどの婚姻色を探すのも楽しみです。