もうすぐ立春。
春がそこまで来ています。
林の中には小川が流れていました。
余り日が当たらず苔が生えています。
その中に小さな白いもの。
白いのは花です。
そこに咲いているのはヒュウガオウレン。
立春を待ちきれづに咲いた花。
小さい小さい花。スミレより小さい。
そこら付近、あちらにもこちらにも。
小さいから踏みつけそう。
花を拡大してみました。
黄色は花弁、真ん中の緑色は雌しべ、白く伸びているのが雄しべだそうです。
ここにいつまでも残ってくれるのを願うばかり。
その林を小川に沿ってずっと下ってみました。
もうヒュウガオウレンはありません。
花もないし小鳥もいません。それが普通の冬の山。
どこまで行っても川は続いています。
このまま行ったら海に出るのかなあ?
引き返すきっかけが掴めずにいたら、倒木のため行き止まりになりました。
やっと引き返す決心がつきました。