オオジュリン  冬は地味、夏は?

川辺に広い葦原がありました。

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その葦原に冬来ている小鳥・・・それがオオジュリンです。

冬の葦原で一番多い鳥です。だけど葦原の中で餌をとっていて、人目に触れることは余りありません。

今回は、ハイイロチュウヒを待って葦原のそばに長いこといましたので、何回か葦の根元から上の方に上がってきたのを見ることができました。

 

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オオジュリンは、宮崎では冬鳥です。だから夏羽(繁殖羽)を見たことはありません。

北海道では繁殖していますから夏羽を見ることができます。

以前北海道に鳥見旅行をした時のオオジュリンの夏羽です。

7月1日でした。ワッカ原生花園です。 

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顔が真っ黒。宮崎で見る冬羽と全然違います。

 

ちなみにあの冬羽から、この黒い羽になるのは、羽が生え替わるのではありません。

冬羽の先っぽの赤褐色が擦り切れて、内側にあった黒い部分が出てくるのです。

その時期になるとうまく擦り切れるように神様が作られたのですね。神様偉い!