海沿いの道を走っていたら道端に咲いている可愛い花。
その名はベニバナボロギク。
先が赤っぽくてきれいな花なのですが、名前がちょっと。ボロギクとは。
調べてみると第二次大戦後に入ってきた帰化植物だそうです。
海岸沿いだけでなく山奥でも、木が伐採された裸地には、最初にこの花が咲きます。
そして2,3年して他の植物が出てくるとなくなります。
ほかの草が土地を欲しがったら譲るのです。潔いですね。
そして紅の花が咲いたら頭(こうべ)を垂れています。偉いですね。
花の後は綿毛になります。
この綿毛で新天地に活路があるから潔いのでしょうね。
そしてこの綿毛の具合がボロをまとったように見えるからボロギク。
この若葉は食用になるのだそうです。
道端で振り向きもされずに咲いているベニバナボロギク、見かけたらじっと見てみてください。