もう冬。
これは昨日、11月30日のことです。
砂浜には誰もいません。
だけど陽気はぽかぽか。北風も吹きませんから気持ちがいいです。
この砂浜に不思議なキノコがあるのに気づいたのは3年前の11月の終わりでした。
砂に小さな穴が開いたようになっているのです。囲いもあります。これはいったい何?
もちろんっ最初はキノコということが分かりませんでした。
下の写真は今回のものです。
下の写真の真ん中より少し右下。
このように、生えているところは砂山が崩れて崖のようになったところです。
その3年前調べたら、スナヤマチャワンダケということが分かりました。
家にある山渓フィールドブックの「きのこ」にも載っていなかったのですよ。
分かるのにだいぶ時間がかかりました。
中は空っぽ。砂粒がほんの少し。
もう一個見つけました。
さらにもう一個。この3個目は淵が壊れています。
下は3年前の初めて出会ったときの写真です。砂を掘ってみました。
砂山にある茶碗ですね。チューリップ型。
だけど不思議ですね。進化の過程でどのようなことがあって、冬の砂山に茶碗型のキノコが生えることになったのでしょう。