宮崎の一ツ瀬川川口にクロツラヘラサギが渡ってきました。
旅の途中、大きなヘラのクチバシが重かったことでしょう。
昨日私が見たのは5羽でした。
今からまだ仲間が渡ってくるのでしょう。例年10羽以上になりますから。
芦の生えた池の水辺で、しきりに、ヘラの嘴を振りながら餌取りです。
カルガモ、マガモ、オナガガモなども渡ってきて、賑やかになりました。
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クロツラヘラサギが6羽と思ったのですが、よく見るとヘラサギが1羽混ざっているようです。
ということはクロツラヘラサギがが5羽にヘラサギが1羽。
上の写真、左がクロツラヘラサギで右がヘラサギです。嘴は両方ともヘラ状で同じです。
違うのは目の周り。
ヘラサギは目の周りの黒がなくて、目が独立して見えます。
そい言えば私はこのブログの9月5日に「ヘラサギ 今ここで何をしているの?」というヘラサギが季節外に一人ぼっちでいることを書きました。
今回のこのヘラサギが、その迷子のヘラサギで、ブログの最後に「ヘラさん、クロツラさんがやって来るまでここで待っていなさい」と言ったことが実現したのかもしれません。それならよかった、よかった。
餌をいっぱい食べたクロツラさんたちは、池の淵に上がって休憩です。
ヘラさんも一緒に休憩です。
クロツラは世界で2300羽しかいないと書いてありました。
朝鮮半島の西の海岸などで繁殖し、冬は台湾やベトナムなどに渡るのだそうですが、そのうちの少数が宮崎を含めた日本で越冬するのですね。
今から、ほかの冬鳥たちも続々と渡ってくることでしょう。楽しみです。