なんと地味な花でしょう。
その上咲いているところが暗い林の中です。
唯一、葉は広くて堂々としています。
高さは50センチぐらいありました。大きい。
花のない時期には何回も見ていたのですが、花は今季が初めて。
花びらが独特です。「何かに似ているなあ」・・・思いだしたのは、昔学校などを掃除していたモップ。あれを乾かすために壁に立てかけていました。そのモップが乾いたところ。
カシワバとは柏の葉。
ハグマは花の様子らしいです。
僧の使う仏具。払子(ほっす)などに着けるヤクの尾で作った飾りだそうです。ヤクの尾ならこの色、地味さ加減が分かる気がします。