サシバの渡り   金御岳(かねみだけ)

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昨日は台風25号の後の晴天予報。

それまで南に渡るに渡れなかったサシバが、一挙に渡って行くだろうという期待で、都城市の金御岳に行ってきました。サシバというのは、カラスくらいの大きさのタカです。日本で、6月頃子育てをして、生まれた子も一緒に南に渡って行くのです。

そして春又戻ってきます。

 

着いたのは8時過ぎ。先客がいっぱいいるのに歓声が上がりません。

そうです。近くを渡るのが見えたらざわめきがあるのですが、どうも渡っている様子がありません。

私と孫も金御岳の一番高い展望台に上りました。標高は500メートル弱です。

車がほとんど頂上まで行きますから登るといってもほんのちょっとですが。

 

そこからは都城の市街地が一望できます。気持ちのいい風が吹き上げてきます。

写真の左向こうに見えるのは霧島連峰です。

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都城盆地の一番南に位置しますから、盆地を通過するとき高度が下がったサシバが、ここで上昇気流をつまつかまえて高く上り、そして佐多岬の方に流れていくのです。

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10時過ぎたころから、時々頭の上を通過するのが肉眼で見ることができました。それまではずっとと東の山の上を渡って行きますので、双眼鏡を使わないと見れませんでした。

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サシバの渡りを見るのはその付近の人にとって一つのお祭りですから、車を使わずに麓から歩いて上がってくる人も大勢おられます。サシバ見物です。

その人のためにも肉眼で見えるところを通ってほしいのです。

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10時半ころになって10羽~20羽くらいのまとまりが何回かとおり、中にはとても近くて、タカの紋様まで見ることができるものがおり、歓声が上がることもありました。

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結局、東の山の上を飛んだのがほとんどでしたが、近くを少しは飛んだので満足でした。

東京から初めて来たという夫婦もおられました。満足されたようです。

私は近くのおばあちゃんで「目が悪いから、黒い点にしか見えん」と言われる人に、カメラの液晶に拡大して見せてあげたら「えー、こんげきれいじゃったもんじゃ」と喜んでおられました。

台風後で、「空が見えん位いっぱい飛ぶ」・・・というわけにはいきませんでしたが、楽しい半日でした。

そうです。昼過ぎると、高度が上がり過ぎて肉眼ではほとんど見えなくなるので、「サシバ見物」の終わりです。