割と高い山に登ってきました。
頂上近くの道路脇にシモバシラの花が咲き始めていました。
そうシモバシラという名前の植物。
とてもきれいです。


斜面一面にシモバシラがいっぱい。

高さは4、50センチ位。

下の写真はシモバシラの根です。

実はこの根にシモバシラの名前の由来があります。
真冬氷点下になると、この根に霜柱ができるのです。
だからシモバシラという名前なのです。
下の写真は去年の12月にこの場所で撮ったものです。

冬は葉は枯れてありませんが、茎は枯れたまま残っています。その根を取り囲むように霜柱が立ちます。
霜柱の大きさです。

それがいっぱい。見事です。

植物が作り出した氷の芸術作品です。

この植物は茎が枯れても根が活動を続けていて、枯れた道管から水が吸い上げられ、道管内の水が凍って茎から霜柱ができるということのようです。
とっても面白い植物。