生き物なら何でも興味がある大学生の孫と植物を見に行ってきました。
私に身体の故障があったときの介護要員でもあります。
渓谷沿いに遊歩道が作られています。その道を随分登ってみました。
なかなかたどり着かないので川原に下りて、倒木に腰かけて弁当を開きました。
ときどきカワガラスがピッ、ピッと鳴いて川面を上ったり下ったり。
弁当を食べ終わって、さあもう一息と歩き始めたら、遊歩道に人影。
おじさんが一人。崖の方を向いてシノブの生えた崖にカメラを向けています。植物?
近づいて「何を撮っておられるのですか」と聞くと「これです」と指さされたのは小さなランの花。20センチ位。
「ヤクシマアカシュスラン」です。
今日来た目的の花の一つでした。
とても地味な花です。
花が豆粒より小さくて、「咲いているの?」と聞きたくなります。
上の方は蕾ですが、下の方は開いているのです。
若者は目がよくて「ほらあそこにも、あっちにも」と指さします。
確かに同じ花があちこちにあります。
合計30株くらい。だけどほとんどが蕾みたい。
その後上流に上って行く土手にも所々ありましたが、花は少ししか咲いておらず、まだまだ今からという感じでした。
この後ツユクサシュスランという、もう少し花らしい花のシュスランに出会いましたが、それは次回。