ナンバンギセル  カヤの根に寄生している?

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宮崎は朝夕涼しくなりました。タオルケットだけで寝るのは風邪をひきそう。

だけど日中は相変わらず暑い。

 

山道を歩いていると、ナンバンギセルが何本も出ていました。

ギンリョウソウと違って色鮮やかだし日向にあるし。

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南蛮キセル・・・西洋人のキセルのようだということのようです。

この植物は寄生植物。

カヤなどのイネ科の植物の根に寄生して、そこから栄養や水分を取っているのだそうです。

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今頃の季節に、山道でも畑の道でも、道端のカヤの根のほうを注意深く見れば比較的容易に見つけることができます。カヤが元気だったら隠れて見えないかもしれませんから、ちょっと屈んでみた方がいいかも。。

 

花はとってもきれいです。

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所がカヤのないところにもありました。全長30センチ位ののっぽさん。

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下の写真の右下にナンバンギセルがありますが、下にも上にもそれらしいイネ科の植物がありませんでした。

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だけどこんなに大きくきれいに咲いています。

カヤの葉がないから、日が当たって元気です。

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どうしてカヤがないところに育っているのか分かりませんでしたが、もしかしたらカヤの根が残っていて、カヤの葉だけがなくなっているのかもしれません。