白岩岩峰に限ると、植物を見て歩き回れるところはそれほど広くないので2,3時間もあれば見て回れます。
私たちは本を持って見比べながら見て回りました。楽しい時間でした。
その本は「西郷さんも歩いた霧立越え花の旅」という秋本 治(あきもとおさむ)さんのこの本です。写真図鑑のような本です。行くたびに持っていきますので、ずいぶん擦り切れています。
さて植物です。
まずレイジンソウ。
伶人とは舞楽奏者のことで、その人の被る冠に似ているからとか。
そういえばなんだか写真で見たことがあるような気がします。頭巾のような被り物で 後ろにしっぽのように垂れた帽子。
これは一株しか咲いていませんでしたが今からだと思います。
次はハバヤマボクチ。一緒に行った孫が「あったよ」と教えてくれました。
変わっていますね。だけどまだ花が咲いていません。花は後2,3週間後かな。
葉場山火口と書くのだそうです。葉場山は草刈り場のこと、火口(ほくち)は火種にする綿毛のことだそうです。
次はツクシノダケ。
いい色してますねえ。暗紫色というのでしょうか。人の背の高さぐらい伸びたものもあります。そしてたくさんありました。
花の蜜がおいしいのかアサギマダラが離れません。
次はシオガマギク。船のスクリューみたいだなと思いました。
次はコフウロ。小さくて少ししか咲いていません。
次はツクシトウヒレン。地味な花です。
きょうの最後はヤマシャクヤクの実。花は5月ごろです。