ハンミョウは道を教えてくれる

きょうの宮崎市は、台風12号の周りの雨雲のせいで、時々土砂降りがやってきます。それで家にいます。

ゴミを捨てようと裏のドアを開けると、目の前をピョーンと何かが横切りました。小さな虫です。目で追っかけると壁に止まりました。それがこれです。

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家の裏のほんの1間もないくらいの通路に毎年夏になると何匹か見かけます。

小さな花壇があるのでそこで生まれるのでしょうね。あ、1間といえば180センチ位のことですよ。

模様がとても鮮やかですね。2センチ位あります。

これは別のハンミョウです。こちらの方が鮮やか。

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ハンミョウとはまた変な名前ですね。「斑猫」と書くそうです。まだら模様の猫?

英語ではTiger beetre・・・タイガービートル・・・虎のカブトムシ?

確かにピョーンと飛んで獲物に襲い掛かります。

 

私が小さいころ、田舎ではこの虫を「みちおしえ」と呼んでいました。

田舎の狭い道を歩いていると、ピョーンと飛んで1間ぐらい先に着地し、振り向いて「こっちこっち」と言って、また1間位先に着地します。人の先に先にと行くのです。

俳句では夏の季語になっているようです。

    此方へと法の深山のみちをしえ  高浜虚子

仏法の世界へも道案内してくれるのかもしれません。