今は5月中旬。きょうも雨が降っています。
この時期、雨の中を田んぼに行ってみると、シギ類やチドリ類の野鳥が、
渡りの途中の羽を休めているのに出会うことがあります。
田んぼは稲を植えたばっかりで稲は小さいので、その周りで小さな虫をついばんでいるのです。
そしてお腹が一杯になったら、北のほうに旅立ちます。どこまで行くかというと北海道を過ぎてまだずっと北、シベリアまで行って、そこで繁殖するのです。
上の写真はほとんどがハマシギですが、鮮やかな羽のシギもいます。
右はオグロシギです。きれいな赤っぽい色になります。左はアオアシシギです。アオアシシギは赤くなりません。
他にも赤っぽ鳥がいました。
上の写真の右の赤くなった鳥はサルハマシギです。左のお腹が黒いのは、いっぱいいたハマシギです。赤くなりません。もう1種類赤くなった鳥がいました。
下の写真トウネンです。トウネンはとても小さな鳥です。スズメより少し小さいのですよ。
赤いといっても顔付近だけですね。
しかし繁殖のために、こんな小さな鳥が、シベリアまで飛んでいくなんてちょっとびっくりです。
(鳥の名前や説明に間違いがあったら教えてもらうと助かります)