今年もヒレンジャク来ました。

 

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上は、2019年3月に書きました。

今年も来てるかなあと思って、エノキの所に行ってきました。

エノキに着生したヤドリギの実は、ほんの少し残っていました。

来ていました、ヒレンジャクが4羽。

綺麗なヒレンジャク。

下は別のヒレンジャク。胸の羽がふさふさ。

下の写真、やはりつながったうんちをしました。面白いうんち。

ヤドリギの実のおかげで毎年やって来ます。

 

お城跡のジロボウエンゴサク

小さな村の小高い丘の上にひっそりとお城跡があります。

そこにジロボウエンゴサクを探しに行きました。

綺麗に咲いていました。

落ちた椿の花と一緒に。

ツバキの花が落ちて、感じのいいお城の土塁。

山の傾斜を利用した土塁です。石垣はありません。

この小さなお城跡、今は訪れる人もなく静かです。

かつてどんな人たちが、どんなことをしていたのでしょう。

私は石に腰かけて耳を澄まします。

その頃の人々の賑やかな声が聞こえるような気がします。

 

春高楼の花の宴

巡る盃影さして

千代の松が枝分け出でし

昔の光今いずこ

栄枯盛衰

 

 





 

クロツラヘラサギ達

池にサギがいっぱい・・・と思ったらクロツラヘラサギでした。

総勢34羽。

よく見たらヘラサギも7羽位入っていました。

下の写真の右上のその下、無線機が背中についていて、赤い足輪がついています。

Y33でした。

全部飛んで川の上へ。

きれい!

 

 

 

コガモとマガモ

大きな池の端の倒木に座り込んで、遠くのカモを眺めていました。

するとコガモのオスがまっすぐ私のいる方に泳いできて、すぐ目の前までやって来ました。びっくりしました。捕虫網があったら捕まえられる位のすぐそば。

なんといい色模様。

続いてコガモのメスもやって来ました。

今度はマガモのオス。こんなに近くで見ると緑の首のきれいなこと。

次にやって来たのは下。マガモのメス?

えらく顔の色が黒くて普通のメスとは違います。

きょうはどうして私のすぐそばに寄って来たのでしょう。

もしかしたら私はそこにいない?存在しない?

そういえば随分長く地球にいたから。

アオジのチッ

田や畑の脇道を歩くと、小さな声の「チッ」が聞こえることがあります。

一声の「チッ」はアオジです。

だけど声はすれどもなかなか姿を見せません。

今日は農道の脇にいて姿が見れました。

アオジのメスのようです。黄色みが強いです。

チッと鳴いて藪に潜りました。

 

 

クロツラヘラサギY33

足輪のついたクロツラヘラサギがいました。

Y33です。

背中に発信機がついています。

これは2009年に韓国で幼鳥につけられたもののようです。

そしたら今年で14歳になります。クロツラヘラサギの平均寿命は20年くらいと聞いたことがあります。まだまだ先が長いです。次も宮崎に来ますように!

古い山道のヤブツバキと祠

宮崎の中央の山道を車でゆっくりゆっくり走りました。

今は花は殆どありません。

たまにヤブツバキに出会います。

ヤブツバキの終わった山もあるけど、この日の山は今が盛りでした。

山によって咲く時期が違うようです。

葉もつやつやして元気です。

随分山奥まで入り込みました。車で1時間以上走った所で、崖崩れがあり、車で行けなくなりました。

車を降りるとそこに祠(ほこら)がありました。

ということは昔この付近に人が住んでいたということです。それらしき跡は見えませんけど。

訪れる人もいませんから、椿の花を折って手向けました。

祠の両側には文字の書いてある石碑。

下が右です。風化してなかなか読めませんが、多分右側に「文政12年」、中央に「四国八十八所供養」、左に「六月吉日」がかろうじて読み取れます。文政12年は1830年頃のことのようです。

それは江戸時代の事。こんな山奥に人が住んでいいた?

田んぼはない、畑もないような所。狩猟で暮らしていたのでしょうか。そしてどんな生活を営んでいたのでしょうか。とっても知りたくなります。

下は左側の石碑。こちらの方が風化が激しくて、私にはほとんど読み取れません。「月天尊?」かなという文字から始まっています。これが読み取れたら面白いのですが。

車を置いて1時間くらい歩きましたが、とうとう行き止まりになってしまいました。その先は道がないのです。

祠からそこまでの道はどうも木材切り出しのために、岩を削って新しく作った道路のようでした。祠までが昔の道だったのでしょうか。尾根道に近い道でした。