倒木にカワラタケ

山道を歩いていると倒木に黒っぽいキノコがついているのが目に入りました。

こんなにびっしり。よく見かけるカワラタケです。

屋根瓦のように着くから瓦茸だそうです。カワラダケも色がいろいろあります。

きょう出会ったのは模様の入り方がきれいです。

あちこちにありますから普通見向きもしないのですが。この寒い時にあるのは、去年から出ていたのが固くなって残っているのかと思いました。

下の写真、カワラタケの1枚を剝いで上に載せてみました。触った感じが柔くて生き生きしていてびっくりしました。カワラタケは固いというイメージがあったからです。

帰ってから調べてみました。キノコの中では最も早く、春から出てくるキノコと書いてありました。なるほど全体が瑞々しかった。

キノコの近くにはまだ赤い実の残ったアオキもありました。


 

 

小雀池のミヤマホオジロ

宮崎市内北部の地図を見ていたら「小雀池」という変わった名前の池を見つけました。どんな池かなと思って行ってみました。

樹木に囲まれた、ほとんど人の行かない小さな池でした。

山の中にひっそりと佇んでいる池。

その池の脇でミヤマホオジロがさえずっていました。

小さい声でチュルティ チュリチュリチチチ・・・・。

下はメスです。

下は一緒にいたオスです。

繁殖は宮崎ではしません。北国に帰ってからします。そろそろ帰る準備です。

 

モズのはやにえ

子守が終わって孫を送り届けたら「玄関の前の木にモズのはやにえが刺さっている」と教えてくれました。

なるほど。枝に何か突き刺さって下がっています。

ニホンカナヘビでした。見事なはやにえ。

カエルのはやにえは見たことがありますがニホンカナヘビは初めてでした。「数年前にも同じようにあった」とのことです。同じとこに刺すのですね。

モズはここに刺したことを覚えているのでしょうか。

以前私がカエルを見つけたときは1か月以上そのままでした。

山奥の川

とっても気持ちのいい晴れた日のことです。

宮崎県の真ん中付近、山から海に流れる大きな川、小丸川沿いの道を車で遡って来ました。随分上流の東郷町に近づいたころ、車を止めて川を覗くと沢山のカモが浮いていました。

飛んだり・・・。

下りたり・・・。

全部オシドリでした。

凄い数。

そこから上流を見ると赤い橋。山なみが連なっていい感じの風景です。

空をタカが飛んでいます。

クマタカでした。

車はめったに通りません。静かなところでした。

タシギ2羽

広い湿地の中の水が流れるところ。

ジシギが2羽。左がちょっと大きくて右が小さいです。

下は左の大きい方です。タシギのようです。

下は右の小さい方。これもやはりタシギのようです。同じタシギでも大きさが違うようです。

宮崎では冬の間あちこちで出会います。

 

フクジュソウの花

アカヤマドリのいた道の少し上の方は、雪が残っていました。フクジュソウの森に辿り着きました。

雪の向こうにフクジュソウ。

下の写真の真ん中より少し上、黄色い花だから枯草の中では目立ちません。

森の中あちこちに咲いていました。

花に虫がついていないか目をくっつけて探しましたが見つかりませんでした。

虫もいるのかどうかわからないような寒い季節に咲くせっかちな花です。