廃校の一ツ瀬小学校

西都市から西米良村へ一ツ瀬川沿いを走っている道路…通称米良街道…と呼んでいます。その途中の一ツ瀬ダム横を走っているとこんなバス停がありました。

古仏所と書いて「こぶつくろ」とフリガナがふってあります。

変わった読み方です。

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 その道路すぐ上に古い校舎があるのを見つけました。

道路からは見えません。

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小学校の跡です。もう廃校になっています。

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 石碑がありました。

   西都市立一ツ瀬小学校跡

   閉校昭和57年4月

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 大きな石碑は

「ひとつせの塔」

子供たちの顔のレリーフ。

この子たち、今どこで何をしているのでしょう。

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 上の写真の字の部分を拡大してみました。読みづらいですけど。

  ひとつせの塔

     十四のひとみで

     学んだ心を

     いつまでも

     持ち続けたい 

閉校時14人だったようです。

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 石碑の所から一ツ瀬ダムが見えます。

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 この小学校は多い時は100人くらいの生徒がいたそうです。

栄枯盛衰。諸行無常。

 

カンアオイの花

山道でタチツボスミレを見ていると、近くの道端にカンアオイがあるのを見つけました。

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 斑入りの葉や緑の葉や・・・。 

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 よく見かけるマルミカンアオイだと思います。 

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 カンアオイの花は不思議な形です。

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 こんな軽自動車がやっと通れるような山道です。 ここの右の崖の目の高さにいくつもありました。

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対向車が来たらどうしようとドキドキしながら走りました。幸い1台も出会いませんでした。

 

海辺のチョウゲンボウ

海辺に行きました。

棒が立っていて、それに鳥が止まっていました。

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チョウゲンボウでした。

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近づいてもなかなか逃げないチョウゲンボウ。

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そして飛んで・・・。

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餌探しを始めました。

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多分バッタを探しているのです。

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今日の海。そして沖を行く船。

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今日の日中は暖かすぎて、浜を歩いてみましたら汗が出るほどでした。

 

ムベの花とアケビの花が並んで咲いていました。

道路際に木の花が咲いているのを見つけました。

今頃何の花だろうと思って近づきました。

左の花と右の花は花が違います。

両方ともつる性の木のようです。

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 近づいてみると 、ラッパ状に開いた右の花はムベの花でした。

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 花の中心が紅紫色でとってもきれいです。 

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 一方左の方の花は丸っこい。

アケビの花でした。 

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 花が大きくてきれいです。 

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  ムベの花とアケビの花が絡みついて一緒に咲いているなんてびっくりです。

実は似ているのに花は全然違いました。

ところで秋になるとそれぞれ実をつけますが、私が小さいころはムベのことを「赤うんべ」と呼んでいました。これは木に着いているときは割れません。大きくて実がたっぷり入っています。

一方アケビの実は木の上で割れます。これも採って食べましたが、赤うんべほど人気がありませんでした。

 

 

白ハチマキのシマアジ

カモも少なくなりました。

北帰行が始まっています。

残っているカモ達を見ていたら変わったカモがいました。

白いハチマキ。

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 シマアジでした。合計5羽いました。 白ハチマキはオスです。

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メスは地味です。

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 シマアジはほかのカモより一回り小型でした。

 

 

トイミサキカンアオイ

都井岬でオキナグサと海を見た後、林の中でカンアオイを見ました。

都井岬にあるトイミサキカンアオイです。

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 葉は斑入りなど色々でした。 

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これを花というのか迷いますが、緑の開いた筒状の花…萼筒...というのだそうです。 

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 黒っぽかったり緑っぽかったり。

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 馬に踏みつけられそうなところに咲いていました。

 

オキナグサ

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串間市の都井岬に行ってきました。うちから随分遠くて2時間くらいかかりました。

岬の山で御崎馬(みさきうま)が草を食んでいました。 

御崎馬は日本在来種の馬で国の天然記念物に指定されています。

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 その馬の近くに咲いていた花。

ほかの草はほとんど食べつくされているのに、これだけはポツンポツンと残っているのです。 

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オキナグサです。毒草です。だから馬も食べません。

下の写真のようにすでに翁の姿に変わった花もありました。

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 花は下向きですが、花の中はこんな感じで綺麗です。 

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 海の見える岬でしばらく海を眺めました。

 

 

山道はツツジが綺麗

山道を下っていたら右の崖にツツジがいっぱい。

 

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鮮やかな紅紫色。

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宮崎では最初に咲くツツジの花です。

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ヒュウガミツバツツジかな。 

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まだ花の少ない時期なので、出会うとドキッとします。

田舎ではイワツツジと言っていました。

 

ホウロクシギ君何を怒っているの?

ホウロクシギ

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セグロカモメに突っかかっていきます。

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「何を怒ってるんだよ」

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「ごめんなさい。訳なんかないのだけど」

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一人ぼっちのホウロクシギ。

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そのうち皆と会えるよ。

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海は広い。水平線が見える。

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 明日はきっと波も穏やかになる。心も穏やかになる。

 

 

山桜が登っていきます。

里山の標高の低い山に咲いていた山桜が、だんだん川を遡っていきます。今ではもう川の中流域まで登りました。満開です。

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 咲いていないときは、桜の木があるのかどうかも分かりませんが、結構桜の木が多いのにびっくりします。 

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 山桜にも色の濃いのや薄いのがあって面白いです。 

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 もう葉が出てきた木もありました。

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 山桜が終わるころになると、一面新緑の世界になります。

 

 

ツクシショウジョウバカマの花の色

里山に登ってみました。

途中の土手に綺麗な花が点々と咲いていました。

ツクシショウジョウバカマです。

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白い花が普通と思っていました。

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ところが赤っぽい花に出会いました。

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そしてほんのりピンクっぽい花。

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そしてそして黄色い花。
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ツクシショウジョウバカマはいろんな色の花が咲くのが分かりました。

面白い花です。

 

ハマシギと・・・

川岸にハマシギがいました。

向こうはヒドリガモのメスですが、繁殖期になって色が濃くなりました。

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こちらはヒドリガモのオスです。

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ヒドリガモたちもエサ採りに夢中です。

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ハマシギの中にひと際小さなシギ。前から二人目。

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嘴も短いです。トウネンのようです。

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ハマシギは宮崎では年中いますが、トウネンは渡りの途中しかいません。

ということは、このハマシギとトウネンは渡りの途中かもしれません。

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そろそろシギチの渡りが始まります。

この季節のシギチは繁殖羽が混ざりますからそれが楽しみです。