日南海岸の海側の道路わきには、ところどころイソヒヨドリが止まっています。こんな風に。
これはイソヒヨドリのオスです。お腹のレンガ色がきれいです。
よく気を付けてみると、道路わきの柵とかコンクリートの上にぴょこんと止まっています。
日南海岸の砂浜です。
こんなに水の色がきれいです。
ほらね!
海は同じだけど、光の当たり具合でこんなにきれいな色に反射します。
人の心も一緒。
今日はいい天気。
日南海岸のちょっと山に入ったところにあったサツマサンキライです。
雌雄異株と聞いていましたが、今までよく分かっていませんでした。
今回雄株と雌株が隣に咲いているところがありましたので、やっとその違いが分かりました。と言っても素人判断ですけど。
下が雄花です。見た感じが華やかできれいです。まんまる手毬です。
おしべの拡大です。
おしべは6本と書いてあるものものがありました。確かに!
下の写真、隣に咲いていた雌株の雌花です。
雄花が手毬風で華やかなのに対し、こちらは蜜ではなく疎です。
上の写真の拡大です。
下は雄株全体です。
下は雌株です。
雄花と雌花は違うんだなあということが分かりました。
今度出会って花が咲いていたら、雄株か雌株かすぐわかりそうです。
こんな季節に咲いている花は貴重です。
日南海岸を南下して、日南市まで行ってきました。
海を見たり鳥を見たりののんびり旅ですから、トンネルが抜けていてもできるだけ旧道を通りました。
旧道は車が通らないので楽です。
そんな旧道の道端にキクが咲いていました。
この真冬にキク。
ノジギクでした。
だけど白と赤が混在。
前見たときは白だけでした。
葉がサツマシロギクでなくてノジギクです。
よく見ると分かりましたが、花が盛りを過ぎると赤っぽくなるようです。
高齢者ということです。
この赤っぽい程度は場所によって違いがあるようで、ほとんど赤くならないところやほんのりピンクが少しのところがあるようです。ここは特に赤が多かったです。
私はよく海を見に行きます。
私は港町で育ちました。
家の前は海でした。
家は岸壁から3メートルくらい。
釣り糸を投げて、岸壁の上に竿を置き、家の窓から見ていて、引いたら竿を上げに駆けだすこともできたくらい海が目の前にありました。
だけど台風の時は潮位が上がって、家の周りを波が渦巻きました。怖かった。
それでも海が好きだし、何より船が好きなのです。
小さいころ船の写真なら、新聞でも雑誌でも切り抜いてとっておきました。
それを今でも持っています。
ということで、今でも船が好きです。
家の窓からいつもどんな船が入ってくるのか眺めていました。
ですから海に行くとまず、沖を通る船がいないかどうか探します。
そして沖を通る船の写真を撮ります。
水平線近くを通る船もあります。
豆粒ほどにしか見えません。
貨物船か漁船かもわかりません。
それでも船が海にあればうれしくなります。
私の眼にはほんの少しずつ動くように見える船。
ゆっくりゆっくり進んでいるように見えます。
本当は全速力で走っているのでしょうけど。
上の写真は全部別々の日の写真です。
新しい年になりました。
コロナが収まって、いい年になりますように。
きょうも近くの池と田んぼを散歩しました。
池はいろいろのカモでいっぱいになりました。
向こう側はオシドリ。
こちら側に並んでいるのは頭の赤っぽいホシハジロです。
頭の赤茶色のオスと褐色のメス。
これがオスです。
こちらはメス。遠目には褐色に見えましたが、近づくと鈍い金色。
こんなにいい色は初めて見たような気がします。
住宅が近いですから狩猟もなくて安心。
池でくつろぐホシハジロ達。
池の端は木が生い茂っていますから、そっとそっと歩いてカモ達が飛ばないように木の葉の間から見ました。幸い飛び立つこともなく見ることができました。
河原の木。
そこに鳥が止まっていました。
ニュウナイスズメでした。
ニュウナイスズメのメスです。
ニュウナイスズメのオスです。
キジバトもやって来ました。
ムクドリも。
ツグミも。
河原の草藪でエサを食べて、休憩したくなったら飛び上がってこの木に止まるみたいです。
暫くしたらまた草の中に入っていきます。
草の中は大賑わい。
カワラヒワもいます。
年の瀬でどこもここも忙しい。
海沿いの池にチュウヒがいます。
どうもその池の葦原に住んでいるようで、そこから時々上ってきて狩りをしているようです。
それも同じ池に2羽。
黒っぽいチュウヒと白っぽいチュウヒです。
上が黒っぽいチュウヒです。
下の黄色で印をしたのが白っぽいチュウヒです。
黒チュウヒのほうが強いみたいです。黒チュウヒが出てくると白チュウヒは葦原に隠れました。
黒チュウヒです。
下は白チュウヒです。腰が白いです。
この白チュウヒは大陸型チュウヒだと教えてくれた人がいました。
狩りが終わったらまた葦原に入っておねんねです。
チュウヒがいるのはうれしいのですが、小鳥たちが寄り付きません。
世の中良かったり悪かったり。
12月4日に見つけたときはミコアイサのメス1羽でした。
今日行ってみましたらなんと2羽並んでいるではありませんか。
下の写真、左のほうが頭が大きくて全体的にごつい感じがします。
図鑑ではオスの1st winner (生まれて1年目の冬の少年)はメスそっくりだけど、より大柄で嘴が長く見えるのだそうです。
もしかしたらそうかもしれませんが自信がありません。
2羽とも元気に飛んだり泳いだり潜ったり。
まだ増えればいいなあ!