ノスリ到着

一ツ瀬川川口の田んぼです。

田んぼの脇のセンダンの木に何か止まっています。

そろそろノスリが来る頃ですからノスリかも知れないと思って近づいてみました。

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そうです。ノスリでした。

私は今季初確認です。

今から次々にノスリがやって来ると思います。

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ノスリが来るといよいよ本格的な冬がやって来ます。

寒くなります。

 

山の上のキッコウハグマ

山の上に咲iいている、小さなキッコウハグマを見に行ってきました。 

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高さ5センチから15センチくらいの小さなキッコウハグマです。
いっぱい咲いていました。

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こんなに小さいのです。

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少し背を伸ばしたキッコウハグマ、それでも15センチくらいです。

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ここのキッコウハグマは葉が亀甲というより小さくて丸っこいのが特徴です。

 

 

タゲリ

今、田んぼに行くとタゲリが群れています。

ミャーと猫みたいな鳴き声が聞こえますから分かります。

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この色とっても奥深い色です。

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今は冬ですからこれでも地味な方ですが、夏羽(繁殖羽)はもっと輝くそうです。

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タゲリと一緒にいるのはホシムクドリです。

上を飛んでいるのはタゲリ。

下の真ん中付近で羽を広げている、尾羽の根元の白いのはただムク。

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ホシムクもタゲリに負けないぐらい色が奥深いです。

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白黒コクマルの混ざったミヤマガラス集団は、いなくなってしまいました。
大きな寒波が来るとまだ北からいろんな鳥が下ってきます。
まだノスリも到着していません。

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 ハイイロチュウヒは来ていました。

 

 

ツワブキの小径

昔住んでいた町

家の近くの崖の下の小さな小径

小径の脇には小さな水路

綺麗な水が山から落ちてくる

 

今そこはツワブキの小径

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よく二人で散歩した道

夏は蛍、秋から冬はツワブキ

今はツワブキそして・・・

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ツワブキと一緒に咲いている白い菊

「この野菊は何?」

「サツマシロギク」

 

野菊の花は伊藤佐千夫  「野菊の墓」 

野菊を手折ってお墓に供えようか?

 

秋の野に花をめでつつ手折るにも迷うことあり人というもの    伊藤佐千夫

 

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ツワブキは陽の色

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白菊は霜の色

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ツワブキとサツマシロギクの咲く小径は長い

どこまでも続く
冬の日暮れは早い
いつも遠くまで歩き過ぎたあの頃

 

 

 

庭メジロ。 スズメ、メジロ、ロシヤ・・・・・

今、うちの庭に紫の実をいっぱいつけているのはコムラサキシキブ。

その実を食べにメジロがやって来ます。 

 

 メジロたちは10羽位で、あっちの家の庭こっちの家の庭と、食べ物を求めて巡っています。 

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こっちでも。

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ずっと留まってお腹いっぱい食べるのではなくて、一人2,3個食べたら行ってしまいます。とても気ぜわしい鳥です。

 

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蛇足ですが、スズメ、メジロと来たら小さい頃のしりとり歌を思い出しました。

 

スズメ、メジロ、ロシヤ、野蛮国、クロパトキン、金の玉、負けて逃げるはチャンチャンボウ、棒で打つのは犬殺し、シベリア鉄道長けれど、土瓶の口から吐き出せば、バルチック艦隊全滅し、島津の御紋は十文字、字書きの上手な瀬戸口さん、三種の神器を受け継ぎて、天皇陛下万々歳。

「字書きの上手な瀬戸口さん」とは誰だろう?

 

スズメ

広い広い田んぼの脇を小川が流れています。

その土手の荻(おぎ)にスズメが群れていました。

とても感じがいいです。 

 

 

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 先日、恩師のお宅を訪問しました。
恩師の奥さんは、私がバードウォッチングをしいていることをご存じで鳥の話になりました。
そして「私は鳥の中で一番スズメが好き」とおっしゃいました。
うーん、なるほどなるほど。
スズメは日本の鳥の原点です。

 

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 『すずめのおやど』


すずめ すずめ
おやどは どこだ
ちっちっち ちっちっち
こちらでござる

 

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 おじいさん よくおいで
ごちそう いたしましょう
お茶に お菓子
おみやげ つづら

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 さよなら 帰りましょう
ごきげん よろしゅう
来年の春も
またまた まいりましょう  

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 私もスズメが好きになりました。

コクマルガラスの白黒

コクマルガラスのパンダ模様がいると教えてもらったので見に行ってきました。

3百羽位のミヤマガラスの群れの中ですから、探すのが容易ではありません。

カラス達は田んぼで餌を採ったり電線に止まったり。

 

電線に止まったとき順番に見ていきましたらいましたよ。

1羽のパンダ模様の小さなカラス。

 右下の2羽もコクマルガラスです。周囲のミヤマガラスに比べるとかなり小さいです。

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右はコクマルガラスの真っ黒です。

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 パンダ模様が成鳥で、真っ黒は幼鳥だそうです。

真っ黒は10羽ほどいました。 

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 パンダガラスがもう1羽いましたが、それは田んぼで餌取り中。

 

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コクマルガラスの鳴き声はかわいいです。キュゥ、キュゥと鳴きます。


 

 

 

 

クロツラヘラサギとヘラサギがやって来ました。

毎年やって来るクロツラヘラサギがやって来ました。

宮崎市一ツ瀬川の川口近くの池で羽を休めています。

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クロツラ「コサギ君今年も宮崎にやってきたよ。よろしく」

コサギ「待っていたよ。賑やかになって嬉しいよ」

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下の写真の右側はヘラサギのようです。体も少し大きめです。

宮崎ではクロツラヘラサギよりヘラサギの方が珍しいです。 

左のクロツラヘラサギは足に何かついています。

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カラーリングです。

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右足の赤いリングのK03は韓国でつけられたもののようです。

リングの色の組み合わせなどで、いつだれがどこで着けたかなどが分かるのだろうと思います。

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もう一つ、下の写真の一番右側はクロツラ?ヘラ?

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宮崎では時々このような目先の黄色い個体が見られます。

 

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クロツラだと思いますが、単にクロツラの幼鳥で黄色い部分は今から黒に変わるということではないようです。
幼鳥は見ますがこれとは違うのです。
個体差なのか、ある特別の地域の地域個体なのか。

 

皆、一冬を宮崎で過ごしたら、来年4月初めには帰ってしまいます。

それまでは他のみんなと仲良くね。

アリモリソウ

海岸のの杉林の近く、今年もアリモリソウが咲いていました。

30センチ位に伸びる花です。

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小さな花でかわいいです。

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葉です。

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ここでは環境が変わっていくので、少しずつ少なくなっていくような気がします。

南方系の植物ですから、周りの木が少なくなって今からの寒さが応えることでしょう。

ホタルガ

山道を歩いていると、何か白っぽいものはひらひらと飛んでいます。

葉に止まりました。

ホタルガでした。

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蛍に似ていますが、蛍よりずっと大きくて3センチ位ありました。

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触角は幅があります。鳥の羽みたいです。

櫛歯状だそうですが、そこまで写っていません。

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森の中で飛んだらこの白帯が目立ちます。

 

 

 

 

ウミウのいる岩

朝早く家を出て、日南海岸を南下しました。

 

途中の岩場にウミウがしました。今年もやって来ました。

海から日が差すため、逆光になって眩しいです。

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海は広いな、大きいな。 

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 岩の上のウミウ。

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ウミウとカワウはそっくりですが、これは姿勢からウミウみたいです。

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しばらくするとヒメウもやってくるかもしれません 。

ですから日南海岸を通るときは、この岩の見える所に寄って、何が来ているか確認するのが楽しみです。

そして何より広い海を見るのが気持ちがいいのです。以前ここでイルカが通るのを見たこともあります。

トラクターとシラサギ、そしてマミジロツメナガセキレイも

もう田起こしが始まりました。

私の小さい頃は牛に曳かせた「マングヮ」という道具で田起こしがされていましたが、今は農業用トラクターです。

 

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その周囲をシラサギたちがついて回ります。
耕かされた土の中から虫を見つけて食べています。

ダイサギ、チュウサギ、コサギ。

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耕運機の正面こちら側をタゲリが飛んでいます。

シラサギの他にいろんな鳥がやって来ます。

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マミジロツメナガセキレイも。

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下の写真、このサギ何?

アオサギとコサギのハイブリッド?

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なんだろうと思って見ましたら、自分の頭の影が体に写っているのでした。

丁度良い具合に影ができました。芸術的!

コサギでした。

ジンジソウ 枝から離れて飛んで行きそうな花

山道でジンジソウに出会いました。

下向きの2つの弁が人の字に似ているから人字草だそうです。

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山に登る道の道沿いの土手です。あまり日の当たらない場所でした。

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葉の形。

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花は、このままひらひらと飛んで行きそうです。

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山奥に行くと人家の近くなどでも見られます。 

ツルシギが入り江の渚に

川口の入り江の渚に少し大きめの鳥が昼寝中。

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脚が赤いから アカアシシギと思って写真を撮りました。

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 羽がきれいです。

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 帰って写真を拡大してみると、嘴の赤色の入り方からツルシギのようです。

アカアシシギなら嘴の上下が赤いはずですから。

これは下だけが赤いです。

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 ツルシギはなかなか見れない鳥です。

春以降の繁殖期なら体全体が真っ黒になるのですが。

しかし、今の時季でも羽がとてもきれいに見えます。