一ツ瀬川川口の田んぼです。
田んぼの脇のセンダンの木に何か止まっています。
そろそろノスリが来る頃ですからノスリかも知れないと思って近づいてみました。
そうです。ノスリでした。
私は今季初確認です。
今から次々にノスリがやって来ると思います。
ノスリが来るといよいよ本格的な冬がやって来ます。
寒くなります。
山の上に咲iいている、小さなキッコウハグマを見に行ってきました。
高さ5センチから15センチくらいの小さなキッコウハグマです。
いっぱい咲いていました。
こんなに小さいのです。
少し背を伸ばしたキッコウハグマ、それでも15センチくらいです。
ここのキッコウハグマは葉が亀甲というより小さくて丸っこいのが特徴です。
今、うちの庭に紫の実をいっぱいつけているのはコムラサキシキブ。
その実を食べにメジロがやって来ます。
メジロたちは10羽位で、あっちの家の庭こっちの家の庭と、食べ物を求めて巡っています。
こっちでも。
ずっと留まってお腹いっぱい食べるのではなくて、一人2,3個食べたら行ってしまいます。とても気ぜわしい鳥です。
蛇足ですが、スズメ、メジロと来たら小さい頃のしりとり歌を思い出しました。
スズメ、メジロ、ロシヤ、野蛮国、クロパトキン、金の玉、負けて逃げるはチャンチャンボウ、棒で打つのは犬殺し、シベリア鉄道長けれど、土瓶の口から吐き出せば、バルチック艦隊全滅し、島津の御紋は十文字、字書きの上手な瀬戸口さん、三種の神器を受け継ぎて、天皇陛下万々歳。
「字書きの上手な瀬戸口さん」とは誰だろう?
広い広い田んぼの脇を小川が流れています。
その土手の荻(おぎ)にスズメが群れていました。
とても感じがいいです。
先日、恩師のお宅を訪問しました。
恩師の奥さんは、私がバードウォッチングをしいていることをご存じで鳥の話になりました。
そして「私は鳥の中で一番スズメが好き」とおっしゃいました。
うーん、なるほどなるほど。
スズメは日本の鳥の原点です。
『すずめのおやど』
すずめ すずめ
おやどは どこだ
ちっちっち ちっちっち
こちらでござる
おじいさん よくおいで
ごちそう いたしましょう
お茶に お菓子
おみやげ つづら
さよなら 帰りましょう
ごきげん よろしゅう
来年の春も
またまた まいりましょう
私もスズメが好きになりました。
コクマルガラスのパンダ模様がいると教えてもらったので見に行ってきました。
3百羽位のミヤマガラスの群れの中ですから、探すのが容易ではありません。
カラス達は田んぼで餌を採ったり電線に止まったり。
電線に止まったとき順番に見ていきましたらいましたよ。
1羽のパンダ模様の小さなカラス。
右下の2羽もコクマルガラスです。周囲のミヤマガラスに比べるとかなり小さいです。
右はコクマルガラスの真っ黒です。
パンダ模様が成鳥で、真っ黒は幼鳥だそうです。
真っ黒は10羽ほどいました。
パンダガラスがもう1羽いましたが、それは田んぼで餌取り中。
コクマルガラスの鳴き声はかわいいです。キュゥ、キュゥと鳴きます。
毎年やって来るクロツラヘラサギがやって来ました。
宮崎市一ツ瀬川の川口近くの池で羽を休めています。
クロツラ「コサギ君今年も宮崎にやってきたよ。よろしく」
コサギ「待っていたよ。賑やかになって嬉しいよ」
下の写真の右側はヘラサギのようです。体も少し大きめです。
宮崎ではクロツラヘラサギよりヘラサギの方が珍しいです。
左のクロツラヘラサギは足に何かついています。
カラーリングです。
右足の赤いリングのK03は韓国でつけられたもののようです。
リングの色の組み合わせなどで、いつだれがどこで着けたかなどが分かるのだろうと思います。
もう一つ、下の写真の一番右側はクロツラ?ヘラ?
宮崎では時々このような目先の黄色い個体が見られます。
クロツラだと思いますが、単にクロツラの幼鳥で黄色い部分は今から黒に変わるということではないようです。
幼鳥は見ますがこれとは違うのです。
個体差なのか、ある特別の地域の地域個体なのか。
皆、一冬を宮崎で過ごしたら、来年4月初めには帰ってしまいます。
それまでは他のみんなと仲良くね。
もう田起こしが始まりました。
私の小さい頃は牛に曳かせた「マングヮ」という道具で田起こしがされていましたが、今は農業用トラクターです。
その周囲をシラサギたちがついて回ります。
耕かされた土の中から虫を見つけて食べています。
ダイサギ、チュウサギ、コサギ。
耕運機の正面こちら側をタゲリが飛んでいます。
シラサギの他にいろんな鳥がやって来ます。
マミジロツメナガセキレイも。
下の写真、このサギ何?
アオサギとコサギのハイブリッド?
なんだろうと思って見ましたら、自分の頭の影が体に写っているのでした。
丁度良い具合に影ができました。芸術的!
コサギでした。
山道でジンジソウに出会いました。
下向きの2つの弁が人の字に似ているから人字草だそうです。
山に登る道の道沿いの土手です。あまり日の当たらない場所でした。
葉の形。
花は、このままひらひらと飛んで行きそうです。
山奥に行くと人家の近くなどでも見られます。
川口の入り江の渚に少し大きめの鳥が昼寝中。
脚が赤いから アカアシシギと思って写真を撮りました。
羽がきれいです。
帰って写真を拡大してみると、嘴の赤色の入り方からツルシギのようです。
アカアシシギなら嘴の上下が赤いはずですから。
これは下だけが赤いです。
ツルシギはなかなか見れない鳥です。
春以降の繁殖期なら体全体が真っ黒になるのですが。
しかし、今の時季でも羽がとてもきれいに見えます。