草地にニラバランがありました。
ニラのような葉が1枚、そして花茎が伸びています。
花が咲いているのですが、肉眼では咲いているのかどうかも分からないくらいです。
写真を拡大してみて、なるほど蘭の花と納得しました。
耕された畑です。そこで動き回っている赤っぽい点々。
近づいて見るとスズメ。
ニュウナイスズメでした。
赤っぽいのはオスです。
渡ってきたころとすると赤みが増しました。見事な栗色。
繁殖羽になったのです。鮮やかなこと。
喉に黒いあごひげが生えました。
メスは地味。白っぽい直線的な眉斑があるから見えますけど。
エサを採ったり飛び回ったり忙しいこと。
ニュウナイスズメもそろそろ帰る頃です。
道なき山の中腹を歩いていると、突然バタバタとヤマドリが足元から飛び立ってびっくりしました。
ヤマドリはどこかへ行ってしまいましたが、ヤマドリが飛び立った杉の根元を見ると、少し窪んだ所に卵が並んでいてびっくり。7個も。鶏の卵より少し小さい。
すぐその場を離れて山に登りました。
頂上まで行って2時間位経っての帰り道、遠くから双眼鏡で先ほどのヤマドリの卵の所を覗いてみました。杉の木の根元の真ん中付近です。
抱いていました。よかった!
望遠レンズで写真を撮りました。
保護色です。杉の木の根っこと分かっていてもなかなか見分けがつきません。
写真を拡大しました。目が写っていました。
そっとその場を離れました。山裾の傾斜地ですから、もう1回行こうと思っても辿り着けそうもありません。
その付近は宮崎県の南部ですからコシジロヤマドリの分布区域です。
無事7羽の雛が孵りますように!
草の中に小さな白い花。5センチ位から10センチ位の高さです。
あちらにもこちらにも。
キヌランです。
座り込んで目を近づけて見ました。
ちゃんとランの花の形でした
南方系の植物です。久しぶりに見たキヌランの花でした。
芝生の上を歩いている中ぐらいの鳥。
ヤツガシラでした。
あっちでエサを食べこっちでエサを食べ。
忙しく動いていました。
今年の春は見れずに終わるのかなと思っていましたが、思いがけないところで見ることができました。
この季節に咲く花。ハルザキヤツシロランを見ることができました。
菌従属栄養植物です。
とってもとっても地味な花、自分で見つけるのは至難の業です。
落ち葉と同じ色。
いつも人から教えてもらいます。
↓ 花の中。
いろんな植物があるものです。不思議!
海岸に行きました。砂浜の草地に花が咲き始めました。
これはコウボウムギ。これでも咲いているつもりです。
書の達人の弘法大使との関係は、この根の節の部分の繊維を筆として使ったからとか。
コウボウムギの手前にはハマヒルガオ。
つぼみがいい感じ。
付近にはハマイチョウ。
流れ着いたボールも。
何だか春の風情になりました。
田んぼでエサを採っている小さな鳥。
シギではなくてタヒバリでした。
秋に渡ってきた頃とすると、胸の付近を中心に赤褐色になりました。
タヒバリ類は Pipit (ピピット) と言います。だからこのタヒバリもピピッと鳴いて飛び去りました。
畑にマミジロタヒバリが2羽いました。
タヒバリやヒバリに比べると姿勢がよくてすっくと立っています。
遠かったので画像がよくありませんけど。
眉が白い、まみじろ。
飛びました。
↓ 写っていました。外側尾羽2枚が白いのが特徴なのだそうですが。
その白い尾羽が写っていました。
きょうはマミタヒの尾羽の白が見れて好い日でした。何か一日に好いことを一つ見つけるようにしています。なんでもいいのです。
海の見える道路で。車を止めて歩きました。
道端に鮮やかな瑠璃色の花。
ルリハコベでした。
目を射るような鮮やかさです。
かわいい実がついていました。
大体、色が日本の花として似つかわしくありません。お淑やかで控えめではありません。ですから帰化植物とする意見もあるようです。
だけどどちらにしろ見ごたえのあるすごい色です。
宮崎市の南部に青島があります。観光地です。
青島の北の方の浜から青島を見た写真です。
海に突き出ています。その先に灯台もあります。灯台との間も浅瀬の鬼の洗濯岩です。
砂浜から青島を見ていると、目の前の砂州に突然鳥が沢山下りました。
パラパラと降って来た感じでした。
小さなシギ。
砂州をあっちに行ったりこっちに来たり走っています。
エサを採り始めました。
殆どがトウネンでした。中に少しハマシギが混ざっていました。
しばらくすると潮が満ちてきて、砂州がなくなり始めましたら、一瞬のうちに飛び立って北上しました。
観劇者私一人の、一時(いっとき)のトウネン劇場でした。舞台がとってもよかった。